教えてもらった釣り知識だけじゃ不安?
最初からベテランみたいに釣りができるわけありませんよね。
教えてもらった事と持ってる知識で 自分なりの釣り方で楽しむのが最高だと思います。
他人に迷惑掛けない事だけ気を配ってもらえば。
新しい発見をみつけて上達していくのも、釣りの楽しみのひとつです。
これだけポイント
棚取り、底取り
魚を釣る為には、魚が泳いでいる層に餌を運んであげる必要があります。その層が棚です。
ポイントに着くと船長が、棚を指示してくれます。
例えば、ポイント到着すると船長が、
- 上から30メートル! (海面からの距離)
- 下から2メートル !(海底からの距離)
なんて感じでアナウンスするので、そこに仕掛けを運ぶように棚を合わせます。
上からの場合は、
- 電動リールの場合は、表示が30m
- 手巻きリールの場合は、ラインの色が3色分。(ほとんどのラインが、10m刻みでライン色が変わり、1m刻みでマークが入っている)
下からの場合は、
仕掛けが底につく。糸のたるみを取る。2m分リールを巻く。(船の揺れもあるので、おおよそで!)
てな感じで棚を合わせれば大丈夫です。
魚の棚が変われば、船長が都度指示してくれるので、そこの棚に微調整する感じです。
注意するのは、底付近の棚の場合は、船が徐々に移動する事による底地形の変化がありますので、底から2mをキープしていても、気付いた時には底から10mになっていたり、仕掛けが底を転がる状態になり他人の仕掛けとオマツリする。なんて事になります。
ですので、マメに底取りをすることが大事です。
底取りは?
仕掛けが着底すると、下記のような状態で判断できると思います。
- おもりで張っていたラインにたるみがでる。
- 竿先がまっすぐに戻る。
- 竿を持った手に着底した時の”トンっ”て衝撃を感じる。
底に着いたとわかったら、すぐにラインが出るのを止めて、指示棚までラインを巻きば大丈夫です。
オマツリしたら?
となりと間隔が狭い乗り合い船だと、オマツリは当たり前。(笑)
とりあえず、オモリとライン号数は船宿が指定した範囲のものにしましょう。
オマツリしたな?と思ったら、相手に一声かけて、どちらかの仕掛けが回収できるまで、糸を張ったレベルで巻きます。
先に仕掛けを回収した方が絡んだ仕掛けをほどきますが、ぐちゃぐちゃになってるようなら、すぐに”私の仕掛けを切っちゃっいます!切ってください!”と。
まわりの方とも気分良く釣りができます。仕掛けは少し余裕をもって持参することをオススメします。
大物を掛けてしまった!
冷静に焦らず、楽しみましょう!
よく初心者は、竿を上下させて、”引き寄せて巻く、引き寄せて巻く”の繰り返し(ポンピング)をしますが、あれは慣れてから。
余計な竿の上下動作で、ラインのテンションが一瞬緩んだときにバレたりします。上手い人は一定のテンションを保ちながらポンピングしてますので、すこし自信がついてからでいいとおもいます。
最初は竿のしなりとリールの回転性能を頼って、巻ける時に巻く。巻けない時な魚を泳がせて疲れさせよ!くらいの気持ちで竿の曲がりを意識して耐えましょう!常時竿先が曲がることを意識。竿は簡単には折れません。
あと波止の釣りだと、想定外の大物が来た時に、玉網が無い!等の焦りを経験した人もいると思いますが、船は大物がくれば、船長、中乗りさんが網を構えて、プロの技でサッと網に魚をおさめてくれるので安心です!
万が一、誰も大物に気がつかなければ、遠慮なく大声で”タモお願いしまーす”と。
決して大きな魚を抜きあげないでください。バレるか。竿が折れます。(笑)
このくらいで最初の船釣りを楽しめばよいとおもいます。余計な心配をせずに楽しむことが一番。